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尿もれってなぜ起こる?60代だけではない!実は20代でも悩んでいる
こんにちは
筋膜専門整体院Meglio
女性専門セラピストの兒玉です
本日のテーマは
「尿もれ」です
日常生活のふとした瞬間に尿もれを経験したことありませんか?
●咳やくしゃみをした時
●大きな声を出して笑った時
●荷物をよいしょ!と持ち上げた時
では、尿もれってなぜ起こるの?
<尿もれの原因>
尿もれにはいくつかのタイプがあります
① 腹圧性失禁
② 切迫性失禁
③ 過活動性膀胱
④ 混合性尿失禁
今回は「腹圧性失禁」についての原因をお伝えします
お腹に力が入った時に起こる尿もれを
「腹圧性尿失禁」
と言います。
これらの原因は「骨盤底筋の筋力低下」が原因と言われています
骨盤底筋は内臓を支えている大切な筋肉
しかし、出産等でダメージを受け、加齢により弱化しやすい筋肉です
ここからは
骨盤底筋の役割をお伝えします。
※次回は骨盤底筋の効率の良いトレーニング方法についてです
骨盤底筋は、内臓や膀胱や子宮を本来あるべき位置に収まるよう下から支えている筋肉です
ハンモックのように柔軟な筋肉と言われています
骨盤の底(坐骨と坐骨の間)にあります
お腹に強い力(腹圧)がかかると
骨盤底筋が膀胱と尿道を支えることで尿道を締めます。
そうすることで、尿がもれることを防いでいます。
腹圧性尿失禁は、
骨盤底筋が
痛んだり弱くなったり
硬くなったりすることによって
うまく尿道を締めることができなくなり
尿もれが現れる病気です。
骨盤底筋は三層構造
骨盤底筋は三層構造であるといわれています(参考1)
磯脇まゆみ.腹圧性尿失禁と理学療法.PTジャーナル.2013;47(10):879-887.
1層:肛門を閉める
2層:排尿を我慢する
3層:内臓を引き上げる
このように層によって役割が違います
そのため、ただ骨盤底筋が弱っているから骨盤底筋を鍛えよう!
だけでは不十分
何層が原因なのかを見極めて、トレーニングすることが大切です
・骨盤底筋の2種類の力
骨盤底筋はあらゆる状況に応じて上手く働く必要があります
つまり、
常に内臓を正常な位置に保つ力(持久力)
くしゃみなど、腹圧が一気に高まった時に尿もれが起こらないようにする力(瞬発力)
両方必要だということです
持久力がないのか
瞬発力がないのか
を見極めて、トレーニングすることが大切です
尿もれの原因
骨盤底筋の役割
イメージしていただけましたでしょうか?
次回は骨盤底筋の効率のよいトレーニング方法についてお伝えします!
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