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インソール論文掲載(続)
当サロンスタッフの研究論文が国際的な雑誌に掲載されました! 続編です。
原文アクセス → https://www.mdpi.com/2227-9032/11/13/1842
それでは、
超超~簡単に研究の紹介をしていきます!
研究の対象となっているのは、中~高校生のレベルの高いアスリート(大半が全国大会出場レベル)です。
この対象者の踵の内側への傾き具合(いわゆる扁平足のリスクとなる)が大きい人は歩いてる時の足の裏への体重のかかり方や、足の運び方(足の角度やタイミングの違い)に違いがあるかどうかを調べました。
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この研究で特に明らかになったのは、過度に踵が内側に倒れている人は足の親指への圧が異常に高くなること、踵の内側部分への圧が減少すること、足を地面につく瞬間のつま先の上がりが大きいことがわかりました。
これは足の機能が十分に使えていない可能性を示していて、普段の歩行の中で代償した動きをしているかもしれないと言うことです。
特に足に問題があるわけでもない、健康な10代でも歩行にまで既に影響しているんですね…
では、これがどう悪さをしていく可能性があるか?ということですが…
今回の研究で直接的に、疾患・障害・痛みなどと結びつけることはできませんが、さまざまな過去の研究者の論文や理学療法の知識・経験をもとに考えると、扁平足や外反母趾、強剛母趾、膝疾患(靭帯損傷も含む)、股関節痛、腰痛など、放置すると2次的な問題が出てくる可能性が十分にあります。
代償による過負荷という点で筋膜への負荷も強くなりますので筋膜由来の症状も出てくる可能性があります。
理学療法士の視点からすれば、怪我をしない体づくりをする必要があると思いますので、なるべく早くからこのような状態は改善しておきたいところですね。
今回の研究で使用した踵の傾きはご自宅でも簡単に図れますので、是非試してみてください!
LHA(Leg Heel Angle)と言われる指標で、下腿の中央線と踵の中央線のがなす角度で評価しています。
比較的簡便や検査ですし、特に10代など足の発達がまだ十分でない場合にも使用できる検査(理由は論文中にも記載してます…)ですので是非一度試してみてください!
このLHAが7°前後からそれを超えて、踵が内側に倒れて来る場合には、足の機能が十分に使えてない可能性が十分にあります。
こうした場合に有効なのが、インソールです!
過度な踵の内側への倒れを軽減させてくれ、足部の筋の機能改善にも効果的である可能性が高いです。
当サロンで作成できるインソールは、足に関して学術的にも活動してるセラピストによって作成されます。きちんと研究などによるエビデンス(根拠)を元に治療を展開できる人は多く無いです。ましてや論文を書いてる人というのはごく稀です。
ちょっとみてもらいたい!相談してみたい!インソールを作って欲しい!料金が知りたい!という方は下記までご連絡ください。
筋膜整体Meglio
セラピスト:藤下裕文
メール:fujishita.fascia@gmail.com
当店では海外の足専門医も推奨するインソールを作成できるセラピストがいます
体の問題を足元からも統合的にアプローチしてくれるスペシャリスト揃いの整体院「Meglio」
Meglioではお客様の健康と快適な暮らしをサポートするためにあらゆる視点から情報や技術を提供してまいります。
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長年、理学療法士として病院勤務していたからこそ分かる、腕の良いセラピストをご紹介いたします
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